<更新日:2018年3月1日、記載開始日:2018年2月18日>
わたしが仮想通貨を知ったのは、2017年の11月ごろです。
ビットコインのニュースをみて、仮想通貨の本を本屋で立ち読みしたのがきっかけです。
この経緯については、コラムのページをご覧ください。
で、とりあえず試しに少額で仮想通貨の購入をしたわけですが、爆発的にあがったり、爆発的にさがったりと、
将来性が見えない投資商品になってきたな、と感じているわけです。
日本では、仮想通貨法(改正資金決済法)という法律ができたわけで、なくなることはないと思うわけですが、わけがわからない、
ということになっているわけですね。
それで、しろうとながら、仮想通貨ってなんなの、というところから考えてみたいわけです。
仮想通貨というものを納得した上で投資をしていきたいと思うのです。
このページに自分なりの考えをまとめていきたいと思います。
本で知った仮想通貨ですが、いつのまにかこんなにメジャーになっていたのか、おどろいたのが最初です。
ビットコインは相当昔からあったわけですが、そのあと徐々に発展していっていたんですね。
世界で有名になった原因の1つが、キプロス共和国で銀行預金に課税される、という政策がされたことが
あるようです。そのため、銀行が管理するところにお金を預けるのは危険ということになったわけです。
また、現金も危ないわけですね。盗まれたり、火事で焼失したりしてしまうわけです。
それで、仮想通貨が、もっとも都合のよい通貨ではないか、となったわけですね。
そうわいっても、使い勝手が悪ければ、普及しないわけです。
IT技術の発展に伴って、これは使えるというレベルになったのが、昨今なわけですね。
まったくの情報音痴でしたが、知らなくても当たり前なのですね。
本当に最近なんです。こりゃ、使えるとなったのは。
いつのまにか、世界中で取引がされて、価格が乱高下していたのです。
完全に投資商品としての地位を築いていたわけです。
特に、ソフトウェアに詳しい方々の間では、さかんに情報交換されていたようですね。
しかし、仮想通貨の価格が本格的に上がりだしたのは、2017年なのです。
まだはじまったばかりですね。本格的にやりはじめるには、まだまだ遅くはないのです。
そもそも、仮想通貨とは、英語では、”Cripto currency(暗号通貨)”というそうです。”Virtual Currency(仮想の通貨)”ではないのですね。
仮想通貨とは、現実にはない通貨ということではなく、暗号化した情報として存在する通貨ということですね。
現実でない通貨ではなく、情報、ソフトとして存在する通貨だということだと思います。
その情報が、暗号化されている、つまり、暗号化されていて、同じものを作れないわけですね。
<なぜ暗号か?↓>
暗号通貨は、ブロックチェーンという技術を使っています。ブロックチェーンというのは、分散型台帳の技術と言われています。
仮想通貨の取引記録をトランザクションといいますが、そのトランザクションをハッシュ関数と呼ばれる関数で文字列に変換します。
この変換した文字列が暗号となります。この文字列から取引記録を割り出すのはほぼ不可能というわけです。ビットコインの取引記録が
更新されていく様子はウェブサイトで誰でも見ることができます。
https://blockchain.info/ ←取引記録の更新されていく様子がリアルタイムで見ることができる
ですので、偽造不可能な電子マネーといっていいのではないでしょうか。
これが、仮想通貨のもともとの意味でしょう。
じゃ、今の電子マネーは偽造できるのか?
わたしはわかりませんが、いまの電子マネーは、本当の電子マネーではないですね。
カード会社などのサーバーと情報通信しているだけですね。単体で存在するお金ではないんですよね。
たとえば、100円わたしがもっていたい、とすると、カード会社などのサーバーに自分のデータがなければならず、
個人のパソコンには100円はないわけです。
つまり、お金は自分ではもっておらず、カード会社や銀行がもっているのであって、自分ではもっていないわけです。
しかし、仮想通貨は、自分のウォレットのデータをパソコンにもっていれば、自分でもっていることになりますね。
このデータは自分しかもっておらず、まさにお金を自分でもっているのです。
逆にいえば、だれも管理していません。自分で管理しているのです。まさに現金と同じですね。
盗まれれば終わりなわけです。
現金がハードのお金だとすれば、仮想通貨は、ソフトのお金ですね。
いまの電子マネーは情報通信しているだけですね。情報通信しなければ使えないわけです。
お金は銀行が管理していて、銀行のデータがなくなれば自分のお金は無くなるわけです。
自分でもっていないんですよね。タンス預金はできないわけです。
仮想通貨はタンス預金ができちゃうわけですね。タンス預金ならぬ、パソコン預金ですね。
こう考えると、おもしろいですね。
しかし、この仮想通貨、自分でもっていられるわけですが、ウォレットというソフトに保存しなければなりません。
ウォレットとは英語で、財布という意味です。
※ウォレットの種類は以下のようなものがある。各種、仮想通貨によって用意されている。以下に代表的なものを記載する。
(同系統の仮想通貨の何種類かを保存できるウォレットもある。)
(1)ビットコイン
→Copay、Bitpay、Bitcoin.com
(2)イーサリアム
→MyEtherWallet
(3)リスク
→Lisk nano
(4)リップル
→gate hub、Toast Wallet
(5)ライトコイン
→Loaf Wallet
(6)ダッシュ
→Openleger
(7)ネム
→NEM nano
これまた、難しいのですが、仮想通貨はウォレットがなければ、お金がもてません。
現金であれば、お金だけ箱にでもなんでもいれておけるわけですが、仮想通貨はウォレットがないと保管できないわけです。
こう考えると、ウォレット自体がお金ということにもなりますね。
でも、ウォレットに仮想通貨が入ってなければ、お金をもっていないことになります。
なので、ウォレットは財布なんですね。
要は、仮想通貨は、財布から財布へお金を移動するのですね。
財布から出して、そこにおいておいたから、ということはできないわけですね。
イメージは、ウォレットは、財布ではなくて、金庫みないなものなんですよね。
パスワードのカギがかかっているわけです。
金庫から金庫に仮想通貨が移動するわけです。これ、安全に思いますね。
金庫から出せないわけです。だから、そこに置いておいたよとはならないわけです。
盗もうとしたら、金庫をあけるために、鍵をこじあけないとならないわけです。
この泥棒が、現金であれば、金庫やぶりで、仮想通貨であれば、ハッカーなわけです。
こう考えるとわかりやすいですね。
ここまでの内容を整理するだけで、仮想通貨はおもしろいですね。
ソフトのお金っていう、いままでなかったものが、できたわけですね。
仮想通貨って、なんか便利に使えそうだよね、とは言えそうです。
ここからですね。なんで投資商品になっちゃてるのかが、難しいですよね。
技術として、上記のようなものがあるといいなあ、とは思いますが、通貨なんだから、
ドルだったり、円だったりが、仮想通貨になればいんじゃないの?と思いますよね。
ドルの仮想通貨、別の名前であればいんじゃないの、と。円の仮想通貨、別の名前であればいんじゃないの、と。
ビットコイン、イーサリアム、リップル、等々、これってなんなの?
なんでこんにあるの?1000種類以上あります、ってんだから、なんなの?となります。
しかも、それぞれに値段がついてるじゃないですか。
ビットコインの1コインが100万円、1イーサリアムの1コインが10万円、リップルの1コインが100円といった具合に。
まず、これってのは、1つの商品になっているわけですね。投資商品です。
要は、この値段で買う人がいるということなんですね。または、売りたい人がいるということなんですね。
売れなけりゃ安くなる、売れりゃ高くなる、という極めて当たり前のことがあるはずなんです。
たとえば、売れなけりゃ、ごみと同じでゼロ円の価値しかない、となるわけです。
とにかく、値段がついている、しかも売り買いがされている、ということは、売買がされて、この値段があるわけです。
売れる、ということは、ほしい人がいる。なぜほしいのか、ですね。
通貨としての1番単純なところを考えてみると、ビットコインで商品を買うことができる、という通貨としての機能がありますね。
ビットコインで商品が買える、それだけなら、円などの法定通貨の方がいいに決まってますね。
他になにがあるの。現金をもたなくていい、というのがあります。しかし、それだけなら、デビットカードのような電子マネー
で十分だよ、となります。
じゃ、レートが得になることがあります。
ビットコインの1コインが100万円で買ったのが、200万円になります。
100万円しか買えなかった商品が200万円分買えます、といったらいいですよね。
これ、結果ですね。いま、投機的だ、といわれているのが、この原理をねらったものですね。
これ、にわとりとたまごの世界ですね。にわとりが先か、たまごが先か、ということですね。
投機的だから、買う。買うから、投機的になる。
これは、結果的なもので、なぜ投資商品になりえたのか、という答えにはなっていませんね。
これしか考えてないと、とても今後どうなるのか、まったく見えないわけです。
おもしろいから買っている。ギャンブルだよな。いつゼロ円になっちゃうかわからん、となりますね。
なんでギャンブルなのかすら、なにもわからんでやっているわけです。ギャンブルならルーレットの方がおもしろいわけですね。
とても暴落後買う気にはなれないわけです。
しかし、世界中にこれだけ広まって、世界中の人が売買しはじめている。これだけの理由ではないですね。
ここからが大事なところですね。
これ、さきほどの話に戻りますが、ドルの仮想通貨、円の仮想通貨、等々の法定通貨の仮想通貨があればいんじゃないの、
というところ、そして、ビットコインやイーサリアム、リップル、等々、があるのはなぜか、ということですね。
まず、ドルなどの法定通貨の仮想通貨だったら、どうでしょう。
別にこれでもよさそうですね。ドルの仮想通貨があったら、これでいいでしょうね。
通貨ということなら、これでいいでしょう。ウォレットにもっておける。
これ、実際にありますね。
“テザー”と呼ばれているものです。法定通貨に連動させている仮想通貨です。こういうものをペッグ通貨というそうです。
1ドル(1USD)の価値のある仮想通貨は、1ドルテザー(1USDT)という仮想通貨があります。
しかし、これ買いませんよね。これは、電子マネーでいいですね。
レートを気にしたとしても、外貨預金して、電子マネーでいいです。
だとしたら、これ普及しませんよね。だれが、これをわざわざ、苦労して、インフラを整備して使おうとするのか。
ですので、法定通貨の仮想通貨であれば、普及しませんね。
(これは他の仮想通貨を買うための仲介として使われていますね。仮想通貨を法定通貨にすぐに換金できないときに、
このペッグ通貨に換金しておけば、仮想通貨の相場の動きに影響されずに、仮想通貨で保持しておくことができます。)
したがって、他の理由があるに決まっているはずなんです。
これ、仮想通貨の価格があがらないと普及しない、普及するには価格があがって価値がないとならない、
この連動する理由が必要なんだと思うんです。それを理解した人たちがいて、価格が決まってきたんでしょう。
こういうことを実施してきた結果が今なんだと思います。
じゃ、どこに価値を見出すのか。これ、それぞれに機能があるんですね。
たとえば、どうでしょう。さきほどのテザーですが、これよりもいい機能のある仮想通貨があったら、このテザーよりも
価格があがると思いませんか。
例えば、テレビだとします。解像度1Kのテレビよりも、4Kのテレビが価格が高いのは当たり前ですね。
価値がある同じ種類のものであれば、価値が高い方が価格が高い、と思うんです。
価格が高いということは、その価値が高いということだと思います。
そして、価値が高いということは、なんらかの機能が優れている、ということがあると思います。
まず、仮想通貨の価格ってなんなんだ、ということですが、ビットコインは、一時1コイン200万円になりましたが、
いまは100万円程度に落ち着いています。
ほかに1コイン100万円ぐらいのものはみあたりませんね。ビットコインが一番高いのか。
そうです、ビットコインが1番高いです。
ですが、価格は、1コインの価格でみるとよくわかりません。
というのは、発行コイン数が各コインで違うからです。
ですので、発行コイン数と1コインあたりのコイン価格をかけた、時価総額で見る必要があります。
これ、CoinmarketCapというサイトでみることができます。
https://coinmarketcap.com/ ← CoinMarketCapのサイトです
“Cap”とは、Capitalizationsの略で、資本という意味ですね。
コインの市場価値といった意味のサイトですね。
本日時点(2018年2月19日現在)で、1位:ビットコイン、2位:イーサリアム、3位:リップル、となっています。
100位まで1画面でみることができますね。それ以下も次のページにいけばみることができます。
1位のビットコインが18兆円、200位のコインで10億円の時価総額がありますね。
ものすごい、金額ですね。想像がつきませんが、この金額聞いただけで、これなくなるはずないな、と思いますね。
投機対象としても残るでしょう、と思います。
ですが、はじめにもどって、投資対象として考えないと、我々凡人は、とても資金を投入できませんね。
1位はビットコインで、この価格どこからきてんだろう、ということですね。
ビットコインは、一番最初に開発された仮想通貨ですね。
他の仮想通貨は、これをまねしているわけですね。
そういう意味で、このビットコインが貴重な仮想通貨ということが言えるのだと思います。
他の仮想通貨が、本当に大丈夫なの?と思う人は、これを買えば間違いない、といったところでしょうか。
それで価格が一番高いものと思います。
この価格どんどん上がる可能性がある理由は、発行コイン数が決まっている、ということがあります。
限りある資源のようなものですね。
もし、このビットコインを使ってしかできないとができたとしたら、これ買うしかなくなるわけです。
しかし、発行コイン数が限られるために、売る人が、そんな値段で売るか、となるわけです。
そうすると、価格がどんどん上がってしまうわけです。それでも買いたいとなるわけですね。
いくらでも発行されるのであれば、また発行して安くなったときに買えばいいとなりますが、そうはならないわけです。
ですので、これ、ビットコインにしかできないこと、そして、それが、みんながやりたい、やらずにいられない、と
なることがないとならないわけですね。それがあれば、価格は、どんどん上がるわけです。
逆に、ビットコインなんかもってたって、現金やクレジットカードもってりゃ、なんにもかわらんじゃん、となれば、
まったく価格があがらず、むしろ安くなるのです。そして、そのうち姿を消すことさえあるかもしれません。
ビットコインにしかできないこと、仮想通貨にしかできないこと、これがあるかないかが非常に大きいことで、
これが今後も価格があがるのかどうかの決め手になると思います。
じゃ、ビットコインにしかできないこと、仮想通貨にしかできないことって、何があるでしょうか。
大きな点としては、個人がお金を保有できる、そして、それをすぐにだれにでも、遠くにいる人にでも、簡単に
受け渡しができる点があります。
いま、これは、銀行間でしかできませんね。自分の銀行口座から、相手の銀行口座までですね。
現金であれば、郵送で送ることができますが、途中どうなるか補償がないわけです。
しかし、これ、安全に送金することができます。しかも、個人間でですよ。
でも、これレートがどうなんだよ、という問題を感じますね。
1コイン100円で買って送ったら、向こうでは、50円になっちゃってた、では困るわけです。
しかし、100円で買って送ったコインが、向こうでも100円で受け取れれば問題ないわけです。
そこですぐに取引所で換金してしまえばいいわけです。
こういったことをできるようにしようという開発がいまだに続いているわけですね。
これ、将来的には、パソコンで、メールでなく、安全な、自分のウォレットから相手のウォレットに1瞬で送ることができるわけですね。
これいいですよね。しかも、50円でもらったコインが、もってたら、100円になっちゃたらどうでしょうか。
また、金利がついて、もらった1コインが1.1コインになったらどうでしょうか。
こんないいことないですね。
ですので、仮想通貨は開発が進めば普及するのは間違いないと思います。
ですが、これ、1コインの値段は、いくらでもいいように思いますね。
よくよく考えてみれば、これ、時価総額分しか、1度に動かせませんね。
ビットコインで考えると、18兆円分のコインを動かしていたら、もう1円も送金できないことになりますね。
もっと動かすにはどうでしょう。時価総額が19兆円になれば、1兆円動かせることになりますね。
でもなんでしょう。これ18兆円のコインを持っている人がまったく売らなくなったら、凍結しますね。
ですので、これ、コインを持っている人が、使わないといけないわけです。
こう考えると、コインは使うもので、投資商品として保持するものではないわけですね。
送金やなんかで、使われれば使われるほど、買う人がでてきて、値段がそのときの需要で決まるわけですね。
今、銀行間で取引してる金額をすべて仮想通貨で受け渡しの仲介をしたら、どうでしょうか。
どえらい金額になるでしょう。しかも、銀行は送金手数料収入がなくなるわけですね。
個人や法人(会社)から見れば、手数料が少なくて済みます。また、すぐに受け渡しできるわけですね。
便利ですね。
そう考えると、仮想通貨の信頼性、普及度によっては、間違いなく使われるはずですね。
コインの値段は、いくらが適正なのか、と考えてみると、どのぐらい使われるのか、によりますね。
銀行間で1兆円取引している、としたら、この1兆円が仮想通貨取引になれば、時価総額1兆円の仮想通貨が必要なわけですね。
したがって、その仮想通貨が使われる金額と時価総額が同じになるわけですね。
いま、ビットコインは18兆円分ありますから、18兆円の送金ができることになりますね。
使われる金額が、1兆円だったとしたら、18兆円は高すぎるということになりますね。
投機マネーが17兆円入ってることになります。
そうなると、1コインが高すぎるので、安くなるに決まってるとなります。
1コインは、1/18になりますね。今、1コインが100万円なら、100万円×1/18=およそ5万円、になるわけです。
もしそうなら、100万円でなんか買えるわけないのですね。5万円にさがる可能性があるのですから。
ただ、これ、いくら使われるのかは、将来性が見えませんから、わからない、の一言につきますね。
また、希少性、ブランドみたいな、わからない値段がついてくる可能性もあるのですね。
いずれにしても、確実に使われるものになるはずですね。
また、送金以外にも使うという用途がいろいろあるのです。
これまた、わけがわからないことになりますよ。
送金だけとっても、普及度によって価格がわからないわけです。
他にも価値、機能があるのです。
そして、それぞれの仮想通貨に特色があります。
ですので、1つの仮想通貨だけが生き残るのではないのですね。
したがって、1つに絞る必要はないわけです。
生き残るもの、消滅するもの、価格が上がるもの、価格が下がるもの、がでてくるのですね。
仮想通貨は、1000種類以上あるわけですが、それぞれ機能が異なるわけです。
機能が同じで、名前、ブランド名だけ違う、というわけではないのです。
これ、まさに投資ですね。値段が決まっていないものが、需要によって値段が決まる。
そして、この需要のもとになるもの、これがまるで将来性に依存されているわけです。
まさに、会社の株に近いものになっているわけです。
この会社が伸びるかどうか、どのコインが伸びるかどうか、同じような考え方になるのですね。
だから、わからないといえばわからない、が正解なのですね。
将来性を考えて投資しているわけです。
ですので、そのコインの将来性をよく調べて投資をする必要があるわけです。
開発が失敗すれば、価格が下がる、開発が実行されれば、価格があがる、と上下していくのが当たり前なのです。
したがって、これ、会社の株を買うときに、会社の事業内容を調べたり、財務を調べたりするわけですが、
そのコインの開発状況というのが非常に大事になりますね。
同じような機能のコインがあったとして、片方は新しい機能が追加になり、もう片方は開発中止していた、
なんてことになったら、そのもう片方は、消滅する、会社でいえば倒産する可能性があるわけです。
いわゆるゼロ円になっちゃうわけですね。
これは、十分ありうるわけですね。普通に考えればですよ。
したがって、仮想通貨には、会社四季報のようなものがあってもいいと思うんですね。
各コインの状況が報告されるような情報誌が必要ではないかと思いますね。
いま、そういう仮想通貨ニュースならぬサイトが多くできてきていますね。
しかし、そういったサイトを見てみると、たいしたニュースがでてこないわけですね。これ困りますね。
コインチェックが今後どうするのかなんてニュースばかりですね。
これ、まったく仮想通貨の価格に関係ないんですよね。実際には。
海外の全く問題ない取引所からしたら、日本の取引所やられたな、ばかだな、と思うだけでしょう。
まじめに投資するには、仮想通貨自体の開発の事実にもとづいたニュースが必要なわけですね。
以下に、仮想通貨の情報を切り貼りしてまとめていきたいと思います。
いろいろな機能の仮想通貨があるんですね。機能ごとの分類をした方がいいようです。
概要をまとめたいと思います。
(1)通貨の機能を重視した仮想通貨
→ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ネム(XEM)、モネロ(XMR)、ゼットキャッシュ(ZEC)、等々
(2)開発ツール系の仮想通貨
→イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、リスク(LSK)、チェインリンク(LINK)、ネオ(NEO)、バイトボール(Byteball)、等々
(3)フィンテック(金融)系の仮想通貨
→オミセゴー(OMG)、ビットシェアーズ(BTS)、ウェーブズ(WAVES)、等々
(4)ストレージ、演算等データ共有系の仮想通貨
→シアコイン(SC)、ゴーレム(GNT)、アイオタ(IOTA)、等々
[リップル(Ripple:XRP)]
リップルは、開発企業名(団体名)で、仮想通貨がXRPです。なので、1コインは、1XRPということですね。
このリップルのニュース、よくでてくるのですが、XRP以外のニュースがでてきます。
リップル社は、RippleNetというブロックチェーンに3つのシステムをもっているそうです。xCurrent、xRapid、xViaと呼ばれるもの。
xCurrentは銀行向け、xRapidは送金業者向け、xViaは一般企業向けということで、仮想通貨が取引されているのは、
xRapidです。
国内外の銀行が、多く参入しているらしい、との情報がありますが、これは、xCurrentで、XRPではないわけです。
われわれにはなじみのない、アメリカの大手送金企業であるCuallix、MercuryFX、IDT Corporation、MoneyGram、Western Union
といった企業がxRapidに参入しているようです。大手企業が参入しているのは間違いないようです。
これらの企業が、2018年中にXRPのシステムを利用することがほぼ確実との状況のようです。
これ1つ言えることは、利用することがきまれば、このXRPは、価値がゼロ円になることはありませんね。
ゼロ円になれば、送金ができませんよね。変換して送金して、受け取って換金するわけですよね。
しかも、このXRPは、発行枚数が有限ですね。これ送金が多くなれば、XRPの価格が上がらないとならないわけですね。
いずれにしても、xRapidの採用の事実のニュースをしっかりおさえて、投資をしていく必要がありそうです。
[ネオ(NEO:NEO)]
ICOプラットフォームで定番となっているEthereum(イーサリアム)に対抗する形で中国で作られた仮想通貨が
ネオということです。団体名NEOの通貨がNEOのようですね。スマートコントラクトの機能を実装しているとのことです。
NEOは、TheKeyと呼ばれるプロジェクトとすでに提携しているとのこと。
TheKeyはブロックチェーンベースの識別検証ツールで、政府当局によって特別に事業が認可されているプロジェクト。
政府と独立しているのが、仮想通貨のいい点といわれていますが、この通貨この点については逆をいっているようです。
しかし、中国という点が非常に大きいですね。今後、中国でEthereum(イーサリアム)の代わりに、このNEOが使われる
可能性がおおいに考えられますね。ICOプラットフォームの2極化が進む可能性が十分あります。
中国は、仮想通貨の取引、ICOが全面禁止ですが、世界が動き出したら、まねしだすでしょうね。そのときに、
このNEOが使われだす可能性は高いと思われます。これは、すぐに伸びることは考えにくいですが、ある時点で爆発するかも
しれませんね。少額でもおさえておきたい仮想通貨ですね。
[ウェーブス(WAVES:WAVES)]
仮想通貨Nxt(ネクスト)から分裂(ハードフォーク)して誕生した仮想通貨WAVESとのこと。通貨単位はWAVESです。
ウェーブスは他の仮想通貨を発行できるプラットフォームをもっているようです。分散型取引所のような機能もあり、
独自の仮想通貨同士を取引できる機能もあるとのこと。この独自の仮想通貨を発行できる機能である
CAT(Custom Application Token)と呼ばれる機能は、他の仮想通貨にないため注目されているとのことです。
これもICOプラットフォームのような使われ方ができるということですね。
[アイオタ(IOTA:MIOT)]
この通貨、名前そのもので、近年の技術のキーワードIOT(Internet Of Things、もののインターネット)からきている
仮想通貨です。IOTデバイス間のデータ通信や通信記録を最適化するために開発された技術Tangleというものを使っています。
この通貨、ブロックチェーンでなく、マイニングがないため、手数料がかかりません。
(通常、他の仮想通貨では、マイニングがあると、手数料をとってマイニングした人に支払う形になりますね。これで成り立つわけです。)
このブロックチェーンを使わない、Tangleという技術を使っているため、革新的で大手企業が参入しています。
ボッシュやフォルクスワーゲンなど自動車大手関連企業や電機関連企業が参入しています。そういう意味で大いに期待できる仮想通貨
となっています。ただ、この新しい技術のために、実用化できるかどうかのリスクがありますね。しかし、大手企業が参入している
ということはかなり期待できます。大手企業は、ほぼ実現できることにしか資金は出しませんからね。たぶん、ほぼ実用化できる見込みが
あるとみます。今後爆発する可能性もありますから、少額でもおさえておきたいところですね。