本日(2018年5月12日)のNHKスペシャルで、仮想通貨ウォーズ、というタイトルの放送があった。
流出NEMを追うホワイトハッカーの戦いを追ったドキュメント番組だった。
これ、知りたい番組だったので、よくぞやってくれた、と思いました。
さすが、NHKですね。
これまでニュースを見てきましたが、うそか本当かわからん情報が錯綜していたので、いったいどうなったんだ、
ということがよくわかりませんでした。
この番組で、よくわかりました。いい番組でしたね。
しかし、ホワイトハッカー、すごいですね。警察はこれより情報もってんでしょうか。
NHKは、FBIに取材までいっていてすごいですな。しかし、日本の事件だから、日本の警察から依頼されないと
動かないんでしょうが。もちろんNHKは、日本の警察とも情報共有してるんでしょう。
本来放送できないはずだが、ホワイトハッカーは、ボランティアだから、自由ということですね。
民法では放送できないでしょうな。スポンサーの関係で。
しかし、NEM財団ってのは、だめだな。あのコメントには幻滅したよ。
早く売りたい仮想通貨になったな。値を戻したら、早く売りたい。こいつら、ひどい。
勝手に追跡したらいい、ときた。
確かにコインチェックのハッキングされたやつがバカなんだということにしかならんのだが、もう少し言い方もあるよ。
そんだけ多く保持してた顧客をバカにしたような言い方だった。腹立ったよな。
しかし、追跡の可視化したプログラムもすごかったな。
あれならよくわかる。
8か国に分散していて、日本にはなかったんだな。
あるニュースでは、日本のザイフにきてる、なんてニュースもあったが、デマだったんだな。
こういうフェイクニュースが、ほんとに困るな。メディアも信頼失うから、ちゃんとやってほしいもんだ。
結局、ダークウェブで、ビットコインに変えられて、追えなくなったけど、
そのダークウェブで交換した、これまたホワイトハッカーに近い人物が協力したとは、たいしたもんだ。
ここまでくると、推理小説のようで、おもしろいから参加してくるやからも多いでしょうな。
そして、ビットコインの追跡を、cheenaなるホワイトハッカーが業者に依頼して、
突き止めましたね。この業者も可視化したプログラムで結果簡単にわかったようですね。
なんと、アメリカの取引所にいきついた、というんだから、これつかまるんじゃないか。
ポロニエックスやビットトレックスといった大手なんだろうか。
それなら、本人確認で一発でわかるだろうな。
しかし、臓器売買をやってるような組織といった可能性もあるというから、どうなんだろうな。
これまた、オレオレ詐欺でいう、受け子みたいなもんで、換金したけど、頼まれてやっただけだ。
1割金もらったけど、あとのことはわからん、ってやつがでてくるだけなのかもしれないな。
いずれにしても、このアメリカの取引所でビットコインを交換したやつは捕まえられそうだな。
これ、今後が楽しみだな。つかまるような気がするが、どんなやつ、どんなやつら、なのか。
ほんとうは、コインチェックがやらないとならないことだよな。
もう、日本のNEM保有者には、補償終わってるから、被害者はコインチェックだけなんだよな。
コインチェックは、ホワイトハッカー基金でも作って、この人たちに自由に追跡させたらいいんだよ。
なにかやってんのか疑問だが、そもそもコインチェックがもういい、という姿勢なら、やる意味もない気がするな。
NEM財団に協力を依頼するのをやめたのがコインチェックなら、もう終わりでもいいのかも。
その辺も取材しておくべきと思ったが。
いずれにしても、サイバー犯罪ってのは、真剣に考えたことがあまりなかったが、番組がとてもおもしろかった。
進展があったら、第2弾を期待したい。